1/2 〜危険なベターハーフ〜



「紘ちゃんは…
何も言ってくれないの?」



電話の向こうで
拗ねてる声がした。

美羽ちゃんに気を取られて
声を出すのを忘れてた。



「わりぃ…」


「いつも紘ちゃんはそうだよね?会いに行くといないし、突然逢いたがるんだもん」


逢いたがる…?

俺が?



「逢いたいんじゃないの?」



紘ちゃんはいつも、逢いたい時にしか電話してこないじゃん。

そう呟いた。



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