それからは、気まずくてなにも話さなかった。いつの間にか、ダンス終わっていた。 「蜜月ちょっといい?」 少し首を傾げて、苦笑いしながら私に聞いてきた。 さっき許可取ったんだから、そんな確かめるように聞かなくて良いのに…なんて思いながら答えた。 「いいよ。」 そして、会場を抜けて中庭まできた。 「急になに?」 私は冷たく空礼に聞いた。 いつもと違って真剣なアイツに戸惑ってたのかもしれないけど… しかも、薄着だし肌寒かったから…