教室に入るといきなりたくさんの人に囲まれてしまった…


「ねぇねぇ櫻倉さんってもしかして柊崎クンとパートナーってホント??」

「今までずっとパートナーいなかったのに、どうやったらなれたの!?」

「いいなぁ王子とで…」

「まぁ櫻倉さんはかわいいから許すけど他の人だったら絶対に許さなかったね」

「あっそれあたしも思った!!」

あのさ、うるさいんだけど…ってかどうでもいいよ。あっでもこの顔ぢゃなかったら今頃どうなってたんだろう。私からしたら、どうでもいいけど…

あぁこれじゃ教室は入れない…


「あっ蜜月おはよう!!なんで先に来ちゃったの??一緒に来たかったのに…」ってかなんで囲まれてるの!?」


「ねぇみんなどうしたの??あっ蜜月いじめないでよね…もしいじめてたら私……」

はぁやばいこれは絶対に泣く…

「瑠陽なんでもないから安心していいよ」


「ほっホントに…」

よかった…泣かなかった…

いつの間にかみんないなくなっていた…あれっおかしいな…


『おはよう双子チャン』

『おはよう…』

こいつらが来たからかぁ!!気付かなかった…