私の王子様-社長【完】





「真…」




陽が私の名前を呼ぶ。




「えっとこの人は私の「彼氏です!!」


「え?!」




達也は私の言葉を遮りとんでもないことを言った。


彼氏って…


確かに告白的なことはされたけど断ったよね?


てかこんなときになに言ってんのよ!!




「まぁ未来の彼氏なんですけどね」


「違うでしょ」




その言葉を聞いて少しほっとする。


まぁこの先あなたと付き合うことはないんだけどね。


陽はというと




「そうなのか…」




少し不機嫌そうに達也を見ていた。


きっと勝手に入れたから怒ってるんだろうな…


私はそう思いながら2人を見ていた。