「じゃあ、日曜の10時駅で待ち合わせね!!」
嬉しそうな顔でそう言う達也。
そして私たちは教室に戻って行った。
教室に戻り机に座る。
「真~達也君と何話してたの??」
すぐに百合がとんできてすごく気になるとでもいったような顔で聞いてくる。
何話してたと言われても…
言っちゃまずいよね?
私は達也に視線を送ると達也もこっちを見ていて
右手の人差し指を口の前で立てていた。
言っちゃダメなのね…
「特になんも話してないよ…陽のこと教えてあげてただけ」
特にの部分はぬかして陽の話をしたのは本当だし嘘をついたわけではない。


