私の王子様-社長【完】






「じゃあ今度の日曜デートして!!」


「はい?!」




諦めたんじゃなかったの?


私は心の中でそう突っ込んだ。




「真は俺のことなんも知らないでしょ?それに好きじゃないんでしょ?」


「まぁそうだけど」


「だからデート!!」




いや、意味が分からない。


なんでデート?


ほんとに意味が分からない!!



「わかった言葉を変えよう。一緒に遊びに行こう?友達としてならなんも問題はないでしょ?」


「まぁそれなら…」




なんか流された気もするけど友達としてなら…


ちょっとくらいいいのかもしれない。


てか、私たちって友達だったんだ…


今まで友達というものがいなかったせいかよくわからなかった。