「これでよし…」 そう言って私から離れる達也。 もしかして… 「何したの?」 私は恐る恐る聞いてみた。 「何ってキスマークつけただけだよ?」 だけだよ? なんであなたはそんなに当たり前のように言うの? 「なんでそなんのつける必要があるのよ?!」 私は達也を思いっきり睨みつける。 キスマークなんて彼氏でもないのにつけないでよ!! 彼氏でも絶対に嫌… キスマークって束縛の証じゃない。