「ちょ…やぁっ」 「俺も嫌」 そう言って再びキスをしてくる達也君。 最初は触れるだけのキスだったのに何か塗るっとしたものが口の中に侵入してきた。 もしかしてこれし、舌?! 私はあまりにも衝撃的すぎて達也君の胸を叩いた。 「た、達也くっ」 「達也」 「た・つ・や?」 「そう達也。俺のことは呼び捨てで呼んで?」 達也は笑顔でそう言い気づくとキスも終わっていた。 その代りに 「きゃっ」 首筋にいきなりキスしてきてチクリとした痛みが走る。