「自信ないんだ~」




子供のように私を挑発する陽。


そんなのに乗ってたまりますか!!



私は陽を無視してご飯を食べる。




「ほら、やっぱり自信ないんじゃん。好きにならないなら別に賭けに乗ったっていいでしょ?俺の負けは見えてるんだから」


「私が勝つってわかってるんだったら意味ないでしょ?!」


「意味はあるよ?」


「はぁ~?」




私の怒りはかなりのところまで来ていた。


もう爆発寸前…




「わかったわよ!!そのかわり勝ったらなんでも言うこと聞いてよね!!」


「もし俺が勝ったら言うこと聞けよ?」


「ふん!負けなんてありえないけどいいわよ?」


「期間は2か月ね。2か月たつまでに真が俺のこと好きにならなかったら言うことも聞くし、ここを出ていってもいいから…」


「OK」




そして私たちは再び夕食を食べ始める。


聞きたかったことはすべて聞けなかった…