「まこ・・・」 「まっ・・・真!!」 私が目を開けると目の前にはひどく顔色の悪い陽と 心配したまなざしで私を見るお母さんがいた。 「陽…?」 頭が痛い。 体も重い。 そういえば私… 倒れたんだっけ? 「真…よかった」 「っ・・・陽!!」