----------陽side----------



スー スー



俺の隣で眠る真。


寝顔もやっぱり絵になるな…



この時の俺は嬉しさと罪悪感が混じり合い


複雑な気持ちで心がいっぱいだった。




『少しはお前の役に立てたのか…?』




これがさっき真の耳には届かなかったが


俺が口にした言葉だ。



真を病院に入院させるようなことにしたのは俺のせいだけど


少しでも真が俺といることで笑ってくれたのは


すごく嬉しかった。