私の王子様-社長【完】




----------陽side----------




「なんで陽がいるの?」



真が驚いた顔で聞いてきた。


そりゃ驚くよな


今日の夜に帰ってくるはずの俺が


目の前にいるんだから。



俺はフッと笑うと



「秘密」



それだけ言って


真を俺のもとに引き寄せた。



「おい、お前…」

「はっ、はい?」

「達也だっけか…?」

「そうですけど…」



俺の真によくも…


と言いたいところだが


ここで面倒を起こす気はない。



「こいつは俺のだ…。あきらめるんだな」



それだけ言って俺は


真と共にこの遊園地から出た。