私の王子様-社長【完】






『何をやってる?』




もう絶体絶命だと思った時に


私の目の前に現れたのは




『よ…ぅっ』




紛れもなく陽だった。


陽は走ってきたのか肩を上下に揺らしながら息をしている。


探しにきてくれたんだ…


そう思った瞬間に


安心からか再び涙が溢れ出る。




「そいつから離れろっ」




そう言って二人の男達を殴る陽。


男達は陽の迫力に負けたのか




「くそっ」




とだけ言って


その場から走り去っていった。