「男なんだな?」 この時私は下を向いていたせいで ちょっとずつ陽の眉間に シワがよっていることに全く気づいていなかった。 そして 「えっと…」 そう言いながらも 私が陽の質問に答えられないでいると 陽は静かに同じ質問を繰り返した。 「男なんだな?」 この時私は初めて顔をあげ 陽のあまりにも冷たすぎる顔に 『はい…』 そう答えることしかできなかった。 もしもこの時… 嘘でも女子と言っていたら お互いあんなに傷つくことはなかったのかな?