私の王子様-社長【完】






そんな私にさらに追い討ちをかけるように


陽から言葉が発せられた。




『そうだ…日曜日、暇か?』




日曜日、暇か?


暇…


と本当ならここで答えたい。


でも




「ごめん…用があって」




よりによって達也との約束がある。




「用?」


「あっ、えっと…友達と」




この曖昧な返事がいけなかったのか


陽はこの用とやらに引っかかったみたい。




「誰と?」


「だからとっ友達だよ?」


「女子?」


「えっ…」




私が嘘をつくのがうまかったらここですぐに


うん女子だよ。


って言えるかもしれないけどあいにく私は




“嘘が下手”




だった。