「はい」 中から低くて渋い声が聞こえてきた。 私は 「入るよ」 と言って仕事部屋へとはいって行った。 初めて入るその部屋は私たちの寝室より少し狭いけど ベットもあるし一応必要なものは揃えてあるようだった。 「どうかした?」 陽が少し眠そうな顔で聞いてくる。 やっぱりコーヒーにしたのは正解だったようだ。 「えっと…コーヒー入れたんだけど飲む?」 おい自分!! 飲む? とか聞かなくていいでしょ!! 飲んでもらうために淹れたんだから!!