私の王子様-社長【完】






そんな私に陽は簡単に説明してくれた。




「まぁお得意様と食事に行ったりするだけ。基本的みんな俺の会社より下なんだけど、みんな基本じいちゃんだからな…俺がやっぱり気使わないといけないんだよね」




やっぱり若いというハードルは高いようだ。


でもそれを乗り越え頑張ろうとしている陽を見ると


胸のドキドキがおさまらなかった。




「女の人もいるの?」




思わず口にしてしまったことだった。


てかさっきじいちゃんって言ってたんだからいないでしょ!!



でも陽から返ってきたのは意外な言葉だった。




「まぁいないこともないな…女のほうはわりと若い人が多いよ」




さらっと若い人と言った陽。


それ結構傷ついちゃうんですけど…