私の王子様-社長【完】






そしてまた、今日も高級なレストランに行くのだということを


私に教えてくれた。


まぁ初めて出会った日に連れて行かれたレストランと同じようなところだろう。



陽は私が陽を見たまま固まっているのを見て




「なんだよ…見とれてんのか?」




そんなことを言う。




「なっ//そんなわけないでしょ!!」




そして私は必死に照れを隠しそっぽを向いた。




「素直じゃない…」


「別に…」




こんなやり取りでさえも嬉しく思える私はおかしいのだろうか?


ただ陽と話せるだけで幸せ。


いつか話すことさえ許されない日が来たとしたら


私はどうするのだろう?