私の王子様-社長【完】





着替えを済ませリビングに戻ると




「俺も着替えてくるわ」




と言って寝室に入っていく陽。


着替えてくるっていうことは


久しぶりに陽の私服が見れる。


それが私には嬉しかった。



陽は誰から見てもおしゃれだと思う。


というか、何を着ても似合う。


かっこいい人は何を着ても似合うとはこのことだろう。



そして着替えを済ませ出てきた陽。


今日はスーツほどびしっとした格好でもないが


高級そうなレストランに行くには十分な格好で


全体を黒でまとめていた。



黒が似合う陽はまた一段とかっこよく見えた。