そして、ベットにダイビング。


熱くなった顔を布団に押し付けて冷やす。




「はぁ~」




思わず出てしまう溜息。


陽を見ていると心が締め付けられてすごく苦しい。


嬉しいはずなのに…



私はグチャグチャな心の中を整理し


再びリビングへと向かった。



そして陽のためにコーヒーを淹れる。




「ありがと」




私のコーヒーを受け取った陽は


特に表情を変えることなく


少しずつコーヒーを口にしていく。



そんな一つ一つの動きにもまた


かっこいいと思う自分がいた。