だからほら…




「社長…」


「しゃ…」


『社長!!』




ビクッ




せっかく仕事が早く終わったというのに


こうやって秘書に呼ばれない限りはこっちの世界にはもでってこない。




「今何時だ?」


「6時過ぎです」




それを聞いてほっとする。


これなら十分早く帰れる。



俺は荷物を準備し




「じゃあおつかれ…」




そう言って社長室を後にした。