私の王子様-社長【完】





そんな俺もいつまでもくよくよしてられない。


会社につけばみんなの憧れの社長さん。


嫌でもそれなりの態度はとらないといけない。


若いというだけで社長をやっていくのは何かと面倒…


だから若さなんて出さない。




「おはようございます。社長」


「あぁ…」




こんな風に落ち着いた振る舞いをし


いつものように秘書に荷物を預けエレベーターに向かう。


すれ違う人々が




「おはようございます。社長」




その言葉を繰り返す。


いつもと変わらない光景。


違うのは俺の心の中だけ。



なんて言うか…


もう




ドロドロ…




そんな感じ。