私の王子様-社長【完】






「真…?」




その行動に自分でもどうしたらいいかわからなくて


ただ一言




「行かないで…」




そう呟いていた。



でも、その直後に意識が少しはっきりして


自分がとんでもないことをしていることに気づく。




「ご、ごめっ・・薬…っ?!」




薬買いに行っていいよと言おうと思ったのに


その言葉は陽によって阻止される。




「ど、どぅ…したの?」




そう陽は突然私のことを抱きしめたのだ。


一瞬のことだったから何が起きたかすぐには理解できなかった。


頭の中で理解する前に自然に陽の背中に手をまわす私。


自然と陽を求めてしまう自分がいた…