私の王子様-社長【完】






「えっと…気づいてたら寝てて…その、おっお帰り!」




私はそう言ってごまかした。


素直に陽の帰りを待ってたら寝ちゃったとか言ったら


可愛い女の子でいられたかもしれない。




「ふ~ん…そうなんだ」




久しぶりに会話した陽はちょっと冷たくて


なんだか胸が苦しくなる。


好きってやっぱり辛いんだな…



それにしても今何時だろう?


そう思って時計を見ると時刻は11時過ぎ。


いつもの私ならもう寝てる頃だ。




「ご飯は食べる?」


「う~ん…」




悩んでいる陽。




「ちなみに今日はシチューだよ?」




とさりげなく言ってみた。