三年生になった時、尚子に最大のピンチが訪れる。

『恋』をしてしまったのだ。


それも相手はクラスの女子からも1番人気の佐藤君。

少年サッカーというクラブに入り、頭もよく、モテ要素たっぷりの強者だ。


悩んだ尚子は、大胆にもそのクラスの学級委員長に立候補した。

ヨゴレキャラで人気者ではあったため、なんとか副委員長にこぎつけた。


そして待ちに待った席替えの日、役職を利用して裏工作を謀った尚子は、自分でこしらえたクジを引き、見事、佐藤君の隣の席をゲットした。