尚子は料理の腕を磨き、和食から中華、洋食にアジア料理と、定番系から一流レストランさながらのレパートリーも覚えていった。 まずは男の胃袋とはよく言う話しだ。 しかし、それは尚子の目標ではない。 都合のよい帰る場所となることはできても、肝心なのは男の最大の興味の対象であることなのだ。 家事を完璧にこなせても、どれだけの床上手であろうとも 人間には〔飽きる〕時が必ずやってくる。