放課後―……


「中江さんバイバ~~イ」

「中江さんまた明日!」


「……さよなら」



私は朝と同じように気分は下がってる。



それはつい数分前。


『中江、これつけといて』

『えぇ!?』

『できたら職員室持ってきて』


そう言って渡されたのは日誌。



……あんのクソ担任~~~!!


絶対私としゃべりたいから頼んできたんじゃん!

委員長にでも渡せっての。



「恵美!」

「やだ!帰る」


ダダダダダ


…………むっか!!

走ってかえりやがった!!



「誰か……」

って誰もいないし!


男でも残ってれば手伝ってくれただろうに。


私こんな

不幸キャラじゃないのに!!