「ふわぁ~~~あ」


大きなあくびとため息が混じったものを吐き出して

ベッドにダイブ―!!



一人っ子だし、家には二人だし、私はけっこう広い部屋を使わさせてもらってる。


だけど物は多くて


テーブルにベッド
クローゼットの隣には本棚

本棚には本はこれっぽっちもなくて、写真立てやら小物ばっかり。


テレビもコンポもある。


とりあえず可愛いものを集めてしまうから、まとまりはない。



夜―……

毎晩の日課


1番目の彼氏と電話。
これは欠かせない。


こんな私だけど1番目の彼氏は本当に好き。大好き。


名前も年齢も嘘はついてない。



プルルルル…

呼び出し音が私を焦らす。