「ちょ〜っと暁名さん!?詳しくお話って…おわっ!?」 抵抗する力もなく、肩を組まれたまま教室に入った俺は、思わずそいつを突き飛ばした。 「おっおい!?暁名さ―ん…」 もう友達の声なんて聞こえてなくて。 俺が向かうのは、その机だけだった。 「ねぇ!」 目的の机の前に立って、その席の人に話かける。 「…はぁ?」 そう言って、携帯をいじっていた顔を上げた瞬間俺は叫んでいた。 「やっぱり!!君っ…!!」 そう。その席にいたのは… まさしく、あの子 だった。