おいチンチクリン!
本当に腫れは引くんだろうな!

こんなお化けみたいにしやがって!

自分の顔をみていると
自然と涙が出てきちまったよ……


母『あら…あんた壊れちゃったの?痛過ぎて泣き笑いなんかしちゃってるの?…あんまり笑わないで!…クスクス…母さんまで…クスクス…笑っちゃうじゃない…アハハハ…本当面白い顔なんだからぁ〜アハハハ〜アハハハ〜』


おらぉ〜チンチクリン!治ってねぇじゃねぇか!
これを一番治して欲しかったんだよぉ〜


もう……痛てぇし、治ってねぇし訳分かんなくなって来たゼッ……


私『母さん!アタイは笑ってなんかない!泣いてるんだよ!』


気付けば叫んでいた


母『そんな事知ってるわよ!あんたが辛そうだから、チョットふざけて見ただけじゃない!』

なのに、そんな叫ぶなんて……もう知らない!


そう言って、出て行っちまった……


こんな時にふざけるか?
痛くて苦しんでいる時に泣き笑いとか言うか?


なんなんだよ…

アタイの味方は母さんだけなんだゾッ!!


なのに……少しは励ましてくれたっていいじゃねぇか……


良く考えてみたら、母さんが一番アタイを傷付けてるんじねぇか?