何時間ぶりに逢うチンチクリンは、何処かかっこ良く見えるはずもなく、やっぱりチンチクリンはチンチクリンのままだった。


私『おぉ〜早速来てやっ………』


母『あら…あなたは!』

やっぱりわざとだな!
こう何回もかぶる事なんてねぇよな!


チン『あっ!!あなたは!!』


おぉっ!!
なんだなんだ?
急展開か?
あんたたちは、知り合いなのですかい?


私『母さん…チンチクリンと知り合いなの?』


母『あんた、知り合いも何もないわよぉ!このチンチクリンの御父様が母さんの整形手術をして下さったのよ!』


チン『……チンチクリンではありま……』


私『えぇぇぇぇ〜そうだったの?』


チン『かぶりまし……』

母『そうよ!御父様は元気ですの?』


全てかぶりっぱなしですゼッ………


チン『…はい…元気ですよ……』


ぶぶぶっ……
チンチクリンも答えちまってるじゃねぇか!


母『御父様には、本当に感謝してるのよ!次はこの子をどうにかして貰えるかしら?』


どうにかって言い方はないんでねぇかい?


チン『僕にお任せを!』

おぉ〜ヨロシク頼むぜチンチクリン!


母『目は二重でしょ!目頭切開でしょ!鼻に、後頬も!後顎もでしょ!後唇も!後…あぁ面倒くさい!顔全部お願いね!』

『…………』


母さん……傷つきますゼッ