『あのぉ……用がないなら、そこどいて貰えます?』

なんだよチンチクリン!うるせぇなぁ

アタイは今すんげぇ忙しいんだよ!

てか、何時から病院開くんだよ…

『あのぉ……』

朝はや過ぎたのか?
もう7時じゃねぇか!

『すいません!!』

私『なんだよ!今考え事してんだよ!喋りかけんなチンチクリン!』


チンチクリンは、ムッとした表情をして

『そこどいて貰えます?ここ“ぼく”の病院なんですけど!』


何が“ぼく”だ!
マザコン野郎が!
アタイは整形したくて、ここで待ってんだよ…オメェの相手なんぞ……ん?……ぼくの病院?……

私『ここは、チンチクリンの病院なのか?』


『チンチクリンではありませんが…ぼくの病院ですけど……』
不信感丸出しで言いやがった。

なんだよチンチクリン!アタイはあんたを待っていたんだよぉ〜


私『あのぉ…整形してくだせぇ!』

おぉっとやべぇ〜
又心の声が出ちまった

まぁ、このチンチクリンになら、アタイの心の声を聞かれても害はねぇな!

『してくだせぇって言われましても……まぁとりあえず、そこどいて貰えます?今鍵開けますから!』

おぉっとすまねぇ
すぐにどきますゼッ!

チンチクリンは、鍵を開けるとアタイを中に入れてくれた