魔法の薬





「ただいま」


「あら。
おかえりなさい
早かったわね~」




お母さんが玄関まで
来て言った。



「うん。
まあ学校早く終わったから」




「そう・・。
ご飯できてるけど
食べる?」



「あとで食べる」





あたしはすぐにでも薬を
使いたかったから

いつもならすぐにご飯を
食べるところを我慢して
部屋にあがった。