微笑んだ

あなたの横顔を

私の

心の

ホットな

場所に

おさめる

斜め後ろの

私の席からの

君のアングルは

なびく前髪しか

見つめられないけど

あなたがいる

あなたの吐息を

吸っていられる

それだけの

幸福で

心が

うきうきして

きてしまう

好き



光線は

おそらく

届くはずないよな

君は

好き



嵐の中

颯爽と

帆を張り

邁進する

王子様号

だもんなあ

私の

熱い視線なんか

風のそよぎ

みたいなものか

王子様

まったくだなあ

好き

風に囁く

あなたの髪の

一本でも

揺らせたら

しあわせかあ