あなたの唇の

不思議な魔法は

私を出口のない

深い深い森に

迷いこませる

あなたが好き

それだけの呪文を

唱えながら

形のないもの

目に見えないもの

「愛」を

捜し求める旅は

続けられる

あなたが好き

それだけの呪文は

けれど

私の

全身の血流に

あふれる熱情になる

いかに

深い森であろうとも

あなたが

あなたが

あなたが

好きな事実は

一万回

鞭うたれようとも

変わらない

あなたが好き

キスが

キスが

キスが

永遠に

私を

解けない

魔法にかける

あなたが

好き