フロアーには既に社長が待って居て、 「お待たせしました!」 大きな声で頭を下げた。 「では、行こうか?」 「はい!」 社長の少し後ろを歩くあたし。 会社から出ると、黒い高級車…。 運転手さんが出て来てドアを開けると、社長が乗り込みあたしが後に続いた。 社長の隣りは、落ち着かない! 「東洋コーポへ行ってくれ。」