翼と久し振りに繋がった夜…。 「朱莉…。待ってろよ…。」 と、甘い翼の声がいまでも残っている。 その声を思い出す度に胸がキュンとなり、次には顔がニヤリと綻ぶ。 朝一番の新幹線に乗り帰って行った翼。 「朱莉からの連絡が、俺の支え!だから、毎日連絡しろよ。」 頭をポンポンと撫でる翼を愛しく感じながら見送った。