じぃさん、中々、良い案を出してくれたじゃねぇか…。 「わかりました。今から本社にいってきます!」 俺は急いで新幹線に乗り込み、何時間も掛けて本社へと向かった。 滝井さんが前山と南の会話をすべて俺に教えてくれた。 朱莉…。 頼むから無事で居てくれ…。 新しい携帯には朱莉の番号は入って居ない。 連絡出来ないもどかしさが俺を焦らせていた。