「翼~。」 不安が一気に消えて翼をギュッてした。 「それで、よろしい!!」 素直じゃないあたしが抱き付いたからかな? 真っ赤にした翼は、テレながらそう言った。 翼の胸に顔を埋めていたあたしは、下から翼を見詰めると…。 優しい翼のキスが落とされた。 甘い吐息が漏れる静かな部屋。 「久し振りに良いだろ…?」