「は?」


「お前、知らねぇの?社長は俺のじぃさんなんだけど?」


「………っ」


南君は、キョトンとしている。


しかも、あたしまでキョトンとしちゃって…。


へ???
うっそぉ~~~。

目を、見開いたあたしは翼を見上げた。


「そう言う事!」

翼は自信満々の顔をして、あたしにウィンクする。


ひぇーっ。
そんなの初耳だけど??