涙声で、必死に訴えた。 だって、ホントに大丈夫な訳じゃなかったんだもん。 翼が居なくて、寂しくて。 別れを苦しんで。 「悪い!マジで悪かった。」 頭をポンとして優しく微笑む。 「なぁ~、南?お前は、明日でクビだ!!」 「は?訳分かんない言葉行ってんじゃねぇ。」 「俺、さっき社長に言ったから!お前も、前山もクビだ!」