ハッと気付き、目を覚ましたのは朝の9時。


ピッ…。


プルプル、プルプル…。


永遠に鳴る機械音に苛立ちながら、切った。


あいつ、何やってんだよ??


俺は一時間おきに朱莉に電話していたのに…。


おい!!
出ねぇじゃん!!

もしかして?
不安が頂点に達し、最悪な想像をした。


あいつ…。
酔っ払って、お持ち帰りさ、れ、た、とか?