“もう、お前に疲れた。別れよう。横山翼” どうしてこうなるの? 夢を二人で叶えるんじゃなかったの? ねえ?翼? 夢…諦めちゃうの? プルプルと震える携帯を持つ手。 翼と向き合わなきゃ…。 このままでは、あたし達、終わっちゃう。 そして、慌ててメールの返信をした。 “夜、電話するから、話しよう?野田朱莉”