あたしの事を聞いた翼は、隣りにゆっくり座り、聞きたそうな感じ。 「妊娠………してた。」 真剣だった翼の顔は見る見る…綻んでいく。 「マジで?」 満面の笑みを向けた翼はあたしの頭をクシャクシャ撫でる。 「翼?どうしたらいい?」 不安なあたしは、今にも泣きそうな顔を向けた。 「産んでくれるよな?」 って、甘い笑顔と優しいキスをする。