俺の子供を朱莉が産むなんて、そんな嬉しい事はない!


じぃさんだって、ひ孫!ひ孫!って煩かったし…。


だから、早く結果を聞きたくて!!

マンションに着いた俺は慌ててリビングのドアを開き、そこでテレビを観ていた朱莉に、

「どうだった??」


ハァハァ、息を切らしながら尋ねた。


「お、おかえり…。」


「妊娠…してたのか?」