パーティーも淳君の笑えない冗談で幕を閉じた。 それから、暫く経ったある日。 「横山君!」 「はい!」 俺が次期社長だと聞いて驚いていた課長が呼び出す。 「やっと、辞令が来たぞ!!」 一枚の用紙を見せてニタニタ笑う。 「ヨッシャ~!」 小さなガッツポーズをした俺に、 「本社へ行っても頑張ってな!横山君。」