「なぜ、そんなの見てたの?」 キョトンとしてるあたしに、 「なぁ、朱莉?病院行ったか?」 なぜ病院? 意味わかんない! 「あたし、どこも悪くないよ?」 「じゃなくて…、お前…。」 その次の言葉を中々言わない翼に首を傾げた。 「朱莉、お前…妊娠してない?」 ハァーー??? 妊娠? あたしが???