はぁ~。


パソコンと睨めっこしているあたしは大きな溜め息が漏れた。


仕事をしていても一向に捗らず、


「疲れてるんですか?顔色、良くないですね…。」


と、覗き込む南君の顔が近すぎて、ビクンと肩が上がる。


「へ?だだ、大丈夫だよ!心配させてごめんね。」


ニコっと返すあたしの笑顔はきっと酷いものだろう…。


仕事に恋愛を持ち込むなんてダメだね…あたし。