朱莉が居なくなって一週間。


まだ、俺の癖は残っている。


斜め前のデスクに目を向ける…。


居ないのはわかっているのに、なぜか朱莉の居なくなったデスクを見てしまう。


毎日の電話も、やたらと元気な声にムカッとしてしまう俺が居た。


朱莉の口からは、“寂しい”の一言も無く充実している様だ。


元気にやっているのは良い事だ!!

でも、弱音って言うか…、時には甘えてほしい。