私は優夜が迎えに来るのを、今か今かと待っていた。



『♪〜♪〜♪〜』



優夜の指定着信メロディ。


「もしもし?優夜?」


『おぅ。着いたぞ!降りて来いよ?』


「うん!今行くねっ」



そう言って電話を切った。





自分の部屋から下を覗くと、大きなバイクに乗って待っていた。





やばいよっめっちゃドキドキする!


それより、早く行かなくちゃ。